本日は、第7回大学太鼓フェスティバルにご来場賜り、誠にありがとうございます。
公益財団法人日本太鼓財団では、現在43都道府県に47支部を設立し、加盟団体数約700団体、会員総数約18,000人を数えております。日本の太鼓は、老若男女、また障害の有無に関わらず、国籍を問わずますます多くの方に愛好されております。
次代を担うジュニアの健全育成と日本太鼓の後継者づくりを目的として本年3月に開催いたしました「第24回日本太鼓ジュニアコンクール」では、全国で行われた予選会(256団体2,319名参加)を勝ち抜いた29都道府県及び2地区から32団体が出場し、日頃の練習の成果を競い合いました。このように18歳以下を対象としたジュニアコンクールが盛んになる一方で、高校卒業以降は太鼓活動の場が限られているため、大学生による太鼓活動の支援、団体間の交流を促進することを目的に、2016年より前身の大学太鼓フェスティバル実行委員会が発足しました。2020年より大学太鼓連盟に名称を変更し、当事業は企画から運営まで大学生が中心となり行っております。今回は、コロナ禍の影響により練習場所にも不自由な中、全国8都府県より12団体が出演いたします。本フェスティバルにご来場くださいました皆さまには、大学生たちのひたむきで若さ溢れる演奏と力強い太鼓の響きを最後までごゆっくりとお楽しみいただきたいと存じます。
当財団は、新型コロナウイルスの対策として、2020年9 月に臨床感染制御学専門家等の立ち会いのもと「太鼓演奏における演奏者の飛沫飛散状況」の検証を行い、その検証結果に基づく「太鼓演奏における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を策定いたしました。このガイドラインに基づく感染予防対策を講じながら、本事業はもちろんのこと、今後も各種事業を実施してまいります。
最後になりましたが、当財団に多大なご支援をいただいております日本財団ならびにボートレース関係者、そして本開催にあたりご支援ご協力をいただきました主管団体の関八州太鼓連合、日本太鼓財団東京都支部の皆さまに心からお礼を申し上げます。
本日は「第 7回大学太鼓フェスティバル」にご来場いただき誠にありがとうございます。 大学太鼓フェスティバルは公益財団法人日本太鼓財団主催、大学太鼓連盟共催、及び、株式会社宮本卯之助商店様のご協力のもと、2016 年より始まった大学生団体合同コンサートです。今年は全国から大学生チーム12団体がこの江戸川区総合文化センターに集い、それぞれの色を出し太鼓を打ち鳴らしていきます。
コロナウイルスの感染拡大から既に2年以上経過していますが、いまだ終息が見えておらず、まだまだこの闘いは継続しそうな状況です。コロナ禍によるさまざまな制限を経験したことで、改めて一人ひとりが実感することができた、一つの場所に集い、演奏すること、そしてお客様と感情の動きを共有することができる機会のありがたさ。今年のテーマである芽来(めぐる)は、そんなコロナ禍で生まれた各々の気づきから、新たな大学太鼓フェスティバルの在り方を模索し、未来に向かって前向きに挑戦していくという想いを込めました。
太鼓を若い世代にとって身近な存在になるような活動を続けていくこと、輪を広げていくことが本連盟の使命です。この催しが、友人との会話の中で話題に上がるような、心を打つ演奏で溢れる催しとなるよう願っております。
結びに、先が見通せない状況の中、本日、大学太鼓フェスティバルをこうして迎えることができたこと、大変嬉しく思います。本公演の開催にあたり、ご支援ご協力いただきました株式会社宮本卯之助商店様をはじめご関係の皆様へこの場をお借りして御礼申し上げます。
「第7回大学太鼓フェスティバル」が盛大に開催されますことを心からお慶び申し上げます。依然として新型コロナウィルス感染症の収束が見通せない状況ではありますが、この佳き日に、皆様と太鼓の響きを感じ、共感できる事を大変嬉しく思います。
前回フェスティバルから約8カ月、世の中が多少は落ち着きはじめたのも束の間、感染予防の観点から練習場所や練習時間に大きな制約を受け続けています。思うような活動ができない中では活動を維持するだけでも大変なことです。それぞれの状況を乗り越えて、大学太鼓連盟の学生を中心に準備を進め、出演者は練習を重ねて参りました。大学の枠を超えて仲間たちと交流し、互いに切磋琢磨するこの掛け替えのない機会は、出演者をはじめ、関係者ならびにご来場の皆様にとりましても深く心に刻まれることと思います。
本日ご来場の皆様におかれましては、困難を乗り越え今日の桧舞台に上がる出演者の大学生達にあたたかいご声援と今後のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
むすびになりますが、公益財団法人日本太鼓財団の皆様の益々のご発展と、関係者並びにご来場の皆様のご健勝、ご活躍を心から祈念申し上げます。
和太鼓ドンは、立命館大学衣笠キャンパスを活動拠点に、立命館大学を中心として関西の学生で構成された「伝統芸能サークル」です。和太鼓のみならず、踊りやお囃子といった日本各地の伝統芸能を舞台用にアレンジし、様々なお祭りやイベント等で公演を行うなどして活動しています。
〈1曲目〉
「鬼」は、和太鼓ドンのオリジナル曲です。
長胴太鼓の持つ音の重さや存在感、締太鼓の持つ音の響きや疾走感、特徴の異なる2つのパートの調和をお楽しみください。
〈2曲目〉
「3BU」も、和太鼓ドンのオリジナル曲です。
「舞台にたてば上も下も関係ない!」をモットーに、客席も一体となって盛り上がることができる演奏をします。
各パートのソロにもご注目ください。